WSD(くさび状欠損)予防
虫歯じゃないのに歯がしみる・・・
一生懸命磨いているのに歯が痛い・・・
こんな経験ありませんか?!
~WSDとは・・・~
くさび状欠損とも呼ばれます。
歯と歯肉の境目である歯頸部がくさび状に削れてしまいます。
~原因~
誤ったブラッシング
歯周病
くいしばりなどの咬合力や外傷性咬合 ・ ・ ・ 強い咬合が引張り応力を生じ歯質の破壊が起きます。
~症状~
歯髄(神経)に近くなり、刺激によって凍みたり痛みをともないます。
段差が出来てしまいプラークが溜まりやすくなり、虫歯になりやすく歯周病をさらにひどくさせます。
~処置方法~
咬み合わせの調整
歯科用のプラスチックなどの充填修復する処置
被せ物やブリッジなどの作りかえ
ブラッシングの改善
ハブラシはグーで持ち、ゴシゴシと大きく横磨き!こんな磨き方していませんか?
プラークは軽い力でブラッシングすれば容易に除去できます。力を入れてしまうとハブラシの毛先が潰れてしまい咬み合わせの溝や、歯と歯肉の境目・歯と歯の間など細かい所に毛先が入りません。
~正しいブラッシングのポイント~
ポイント1:ハブラシの持ち方
歯や歯茎に無理な力がかかりにくい、ペングリップ(鉛筆持ち)がお勧めです。
ポイント2:ブラッシング圧
ブラッシング圧は150g~200g程度
ブラッシング圧が強いと歯や歯肉を傷つけていまいます。また、毛先が広がってしまうので、
細かい所に毛先が当たりません。一度量りで試してみてください。
ポイント3:ハブラシは小刻みに・・・
1~2歯ずつ磨く感じで小刻みにハブラシを動かす
ハブラシを大きく動かすと力が入ってしまい、細かい所に毛先が当たりません。