いとう歯科クリニック

〒323-0812    
栃木県小山市土塔236-16
℡ 0285-31-4182  (さぁ!一番良い歯に)

診療時間 9時00分~13時00分 14時30分~18時30分


休診:木曜日・日曜日・祝祭日(祝祭日のある週は木曜も診療します)

親知らずの抜歯

~親知らずの特徴~

智歯(ちし)・第3大臼歯とも呼ばれています。

歯列の正中から数えて8番目一番奥に生えてくる歯です。

生えるのは通常18歳~30歳くらいまでの間。

日本人では約20%、5人に1人は下の親知らずが傾いて手前の歯にひっかかったり、水平に埋まったりしています。

~親知らずは清掃不良になりやすい?!~

真っ直ぐ生えていて、上下で咬んで清掃状態も良ければ全く問題ありません。
傾いていたり、一番奥に生えている歯は見えにくく、清掃器具が届きにくいのでプラークが残りやすくなります。

結果、親知らずだけでなく近隣の歯も ・ ・ ・

虫歯 ・ 歯周病

良く耳にする『親知らずが腫れた』状態を、智歯周囲炎(ちししゅういえん)といいます。
親知らずの周囲の歯肉が腫れる

口が開きにくい

痛みや膿が出る

炎症の強い時期は麻酔が効かない為、抜歯はできません。
処方薬で炎症が引くのを待ち、治まってから抜歯します。
 ↓
抗生物質(化膿止め)や消炎鎮痛剤(痛み止め)等を処方します。
※元々薬剤アレルギーがある方は、炎症が出る前、早めに親知らずの抜歯をお勧めします。




親知らずが傾いているので清掃不良になってしまい、親知らずの咬む面と手前(7番目)の歯が虫歯になっています。
少し見づらいですが、黒く抜けている所が虫歯です。
抜歯の麻酔のついでに、手前の歯の神経を取る治療も行います。

~親知らずの抜歯のリスク~

親知らずの抜歯は上下とも若干のリスクを伴う場合があります。

上の親知らずの場合

親知らずのすぐ真上に『上顎洞』と呼ばれる鼻粘膜に
続いた空洞があります。歯を押し込んでしまうと、
除去にかなり手間取る事になります。

下の親知らずの場合

『下顎管』と呼ばれる下顎の骨髄に接近し、放置したり、
場合により抜歯時にも麻痺を生じてしまう可能性があります。
麻痺が出るとチクチク痛かったり、ビリビリ痺れていたり、
全く感覚が無かったりと、下顎半分の感覚に障害が残ります。

~親知らずの抜歯の時間~

真っ直ぐ生えていて、根もコーン状でひっかかりが無い場合、抜歯に時間はかかりません。
親知らずが水平に埋まっていたり、斜めに生えている場合は30分~1時間程度時間がかかります。

特に水平は ・ ・ ・
歯肉切開 → 歯肉弁剥離 → 骨削除 → 歯冠歯根分割 → 抜歯 → 骨整形 → 止血感染予防処置 → 縫合 → 抜歯後の注意と処方薬について説明
といった小外科手術になります。
抜歯後の穴は血の固まりがいずれ肉や骨になり、最終的に歯茎はツルンと治ります。
その上には義歯やブリッジは通常作りません。
親知らずが気になりましたら、X線写真を撮り、状況と抜歯方法について検討し、何度も痛い思いをしないよう時期を選んで早めに処置を行うことが重要です。

積極的に抜歯を行い清掃しやすい環境を作り、
近隣の歯を守り沢山の自分の歯を長く使用出来るようにしましょう。