インプラント治療
安全・安心な治療法です
インプラントは身体に害のないチタンでできています
純度の高いチタンはアレルギーが殆ど無く、骨とくっつく性質があります。
埋入部分表面にハイドロキシアパタイトをコーティングしたインプラントを使用する場合もあります。
徹底した衛生管理下で治療を行います
歯科治療は滅菌・消毒した器材を使用しますが、特にインプラントは徹底した衛生管理下で行います。
正確な診断と治療計画を立て、慎重に治療を行います
詳しい診査・正確な診断・綿密な治療計画が大事です。
内科的な理由でより注意を要する場合は、かかりつけ医師と綿密な連絡を取ります。
インプラント治療のための検査
1,検査 ・ 診査
全身の健康状態 レントゲン検査 歯周病検査 模型診査
2,診断 ・ 治療計画
歯周病治療や増骨などの処置・・・インプラントを長持ちさせるためにも大切な治療です。
3,インプラント手術
インプラントのメリット
咬める部位が増えます。
会話しても空気が抜けません。
見た目が美しくなります。
歯が出来て精神的に安心して使用出来ます。
ブリッジとの違い
ブリッジとは・・・ 歯が欠損してしまった場合、近隣の複数の歯を削って土台とし、
橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部分を回復する被せ物です。
ブリッジに比べインプラントは・・・
連結部分やダミーの歯が無く、違和感が少ないため、会話や食事に有利です。
隣在歯を削る必要がありません。
隣在歯に咬合圧を過剰に負担させる必要がありません。
天然歯同様に歯間は、フロスや糸楊枝等の清掃ができます。
義歯との違い
義歯に比べインプラントは・・・
バネや樹脂製の歯肉が無く、違和感が少ない為、会話や食事に有利です。
着脱が不要です。(インプラント上義歯を除く)
味覚が失われにくいです。(インプラント上義歯を除く)
粘着性の食品も食べられます。(インプラント上義歯は清掃が必要です。)
バネなどがないので、審美的に有利です。
他にも・・・
インプラント同士でブリッジの製作が可能な為、欠損歯全てにインプラントを埋入しなくてすみます。
スクリュータイプのインプラントでは、上下顎の高さが不足気味でも冠やブリッジが可能です。
スクリュータイプのインプラントでは、冠やブリッジ、義歯を医院で外して清掃が可能です。
義歯のバネをインプラント上の冠にかける事もできます。
インプラントを残根代わりにして義歯の維持装置として使用できます。(スクリューや磁石等のアタッチメント)
造骨可能なら骨の少ない部位でも埋入可能です。
症例やインプラントの種類により抜歯後即時埋入が可能です。
症例により埋入後即時負荷(仮歯・仮義歯の使用)が可能です。
症例により埋入後即時義歯の使用が可能です。
インプラント上の冠やブリッジが破損してもスクリュー固定タイプの場合、修理や再新製が可能です。
歯列に揃えてインプラントを埋入すると、歯列不正の改善ができます。
矯正治療に比較して、短時間で歯列の改善を図れる場合があります。
矯正治療における絶対的な固定源(アンカー)として利用が可能です。
インプラントのデメリット
一般的に自費診療で高価です。(上部構造完成迄、数十万~数百万円)
ブリッジや義歯に比べて治療期間が長くなる事が多い。
インプラント埋入の為、局所麻酔下で歯槽骨を削らなければなりません。
抜歯の時程ではないが、埋入後数日は痛みを生じる場合があります。(骨造成を除く)
不衛生な口腔内の場合、歯周病と同様にインプラント周囲炎にかかる可能性があります。
歯肉を剥離しなければならないケースがあります。(2回法や骨造成時等)
通常は念の為、術後数日間薬剤の服用を指示します。
原則として埋入後、上部構造である冠やブリッジを装着まで1~3ヶ月以上を要します。
(即時インプラントの仮歯や応急義歯を除く)埋入にあたり骨の造成を必要とする場合、暫く痛みや腫れ等の炎症が出る場合があります。
埋入後短期間で負荷をかけるとインプラント自体が動揺脱落する場合があります。
埋入時上顎洞や鼻腔への穿孔や下歯槽管等への損傷等が生じた例が報告されています。
極めて稀にチタンアレルギーが生じる場合があります。
2回法の場合、インプラント上部を歯肉から露出させるために、簡単な開窓手術が必要になります。
インプラントが出来ない方
局所的非適応のケース等は埋入出来ない場合があります。
重度歯周病や粘膜疾患、ヘビースモーカー、骨炎、口腔癌等の場合
骨の不足、骨質不良、血管や神経走行による埋入スペースの制限、
上下顎堤間のスペース不足などの場合、口腔内清掃不良の場合全身疾患を有する場合は埋入できない場合があります。
心筋梗塞から半年以内、管理されていない高血圧や糖尿病、脳梗塞、癌、肝炎など
骨粗鬆症等による薬剤投与または服薬を受けている最中の場合精神疾患を有する場合は埋入出来ない場合があります。
痴呆や精神疾患により会話等の意志疎通、服薬、口腔内清掃、治療前後の指示厳守、
通院等が不能な場合は不可